アーユルヴェーダ的!妊活のヒントとは

投稿日時:2022/12/22(木) 11:00

妊活をはじめるとき、
食事や睡眠などの
普段の暮らしを振り返ったり
いろんなことを見直すことがある
と思います。

今回は、
「アーユルヴェーダ的」
妊活をご紹介します。

日本ではエステの
イメージが強いかもしれませんが、

「アーユルヴェーダ」は
インド・スリランカ発祥の
5000年以上の歴史を持つ
伝統療法です。

8つの専門分野があり、
そのうち
妊活に関係するのは
・小児科
・若返り科
・強壮科
の3つ。

小児科では
子供だけでなく
これから生まれてくる
赤ちゃんの健康からみていきます。

赤ちゃんの健康は
お母さんの血液や
健康状態、
精神状態、
ホルモンバランスの影響を
大きく受けます。


若返り科では
お母さんとお父さんの体を
若々しく元気にするために
必要です。


強壮科では
主に男性の不妊治療を
行います。

この3つの中では
特に「若返り科」が
重要になります。

アーユルヴェーダでは
「ドーシャ」と呼ばれる
体内に流れる
生命エネルギーを整えることで
治療を行います。

ドーシャには
ヴァータ(風)
ピッタ(火)
カパ(水&土)
の3種類あり、

年齢によって
優位なエネルギーの
割合が変わります。

このうち
ホルモン分泌に関係している
「ピッタ」のエネルギーは
18歳~40歳くらいと
されています。

妊娠にのぞましい
年齢です。

40歳以上になると
「ヴァータ」のエネルギーが
増えます。

「ヴァータ(風)」は
細胞を痩せさせ
乾燥させる作用があるので、
精子や卵子も
少なくなっていきます。

若さというのが
妊娠に大きく関係するので、

40歳以降の妊活では
「若返り科」が
重要になるのはこのためです。

この「若さ」は
必ずしも年齢だけでなく、
肉体年齢や細胞年齢のことを
いいます。

重要なのは
実年齢が何歳なのか、
ではなく

肉体や細胞年齢が
若々しいか、
ということです。




この肉体年齢を若くする方法は、
老化させる原因をなくすこと。

たとえば、
・睡眠不足
・ストレス
・栄養不足
・乾燥した食べ物を食べる
などです。

まず、
睡眠不足とストレスは
自律神経や
ホルモンバランスを崩す要因となり、
妊活の大敵です。

忙しくても
上手にリラックスをして
しっかり睡眠をとること。

妊活のことばかりを考えすぎるのも
ストレスを膨らませてしまうので

あまりナーバスにならずに
気楽にいることを
心がけることも大事です。


栄養については、
お母さんの体も
赤ちゃんの体も

体を作るのは
食べるものなので

身になる
栄養のあるものを食べることは
とても重要です。

何を食べるか、
ちゃんと消化しているかが
鍵となります。


乾燥した食べ物とは、
文字どおり
パンやシリアル、
クッキーなどの
小麦粉製品。

これらを多く食べると
「ヴァータ」のエネルギーが悪化し、

体の乾燥が進み
妊娠の確率を下げる原因にも。


消化の良い食べ物を
よく噛んで
味わうことがとても大切です。

忙しい毎日でも
1日1回は
ゆっくりと食べ物を味わって

できれば大切な人と一緒に
食事を楽しむことが
体の栄養になります。


匠整体院では
33歳以上の
本気で妊娠したい!
という人を応援しています。